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こんにちは!関戸 凛です。
皆さんアルバイトの求人を見たことありますでしょうか?
アルバイトや派遣のお仕事を探すときに、見たことある人が多いのではないでしょうか。
代表的なアルバイト求人サイトは、「タウンワーク」「マイナビバイト」「バイトル」などが挙げられます。
求人を選んでいると、求人案件のキャッチコピーのTOPに「登録制」と書かれている求人があります。
しかも非常に多くの求人が「登録制」との記載があります。
ではこの登録制とはどういう意味なのでしょうか。応募後はどのような仕事をするのでしょうか。
詳しく見てきたいと思います。
「登録制」求人ってどんな求人?
単刀直入に言います。「登録制」求人とは、派遣会社のお仕事です。
基本的にアルバイトの求人の中で、仕事は大きく2つに分けれます。
①アルバイト・パートの直接雇用の求人
②派遣会社案件である派遣社員の求人
登録制のついている求人は、派遣会社の仕事となります。
ではこの登録制の仕事と通常の仕事の違いはどんな点があるのでしょうか。
ポイントは、「仕事内容が決まっているかどうか」です。
直接雇用の求人は、実際の仕事と求人の内容が一致しています。
しかし「登録制」の派遣会社の求人は、求人内容と仕事内容が一致していないことがあります。
その理由は、派遣会社の仕組みにあります。
派遣会社の仕事は派遣会社が実際に運用している仕事ではなく、別の会社から人を貸して欲しいと依頼されてその仕事に人を送っています。
つまり派遣会社が募集している仕事は、別会社に依頼された仕事の数だけ無限にありどの仕事に自分が就くか分からないのです。
だから派遣会社の仕事では、まず派遣会社に登録をしどの仕事をするか派遣会社と相談して決まります。
そのため求人には「登録制」という言葉がついており、実際に働く仕事と求人の内容が一致しないことがあるのです。
登録制の求人は数ある案件の中の一部の仕事内容や条件が記載されており、実際に働く仕事がその内容かは分からないのです。
登録制の案件は条件がいい仕事や条件が記載されていることがあるため、実際に働く仕事と違いがないか注意が必要になります。
ポイント:登録制の求人は、派遣社員の仕事である。
登録制求人の応募後の流れ
では登録制求人に応募した後は、どのように実際の仕事に就くのでしょうか。
①派遣会社に登録
まず登録制の求人に応募した後は、派遣会社に"登録"を行います。
派遣会社の仕事は短期の内容も多く、長期的にずっと同じ仕事を行うことよりも短期間の仕事の方が多いです。
そのため仕事の内容や案件の内容が時期によって異なります。
自分が働きたい時にどんな仕事があるのか、どんな仕事をすることが出来るのかを把握するため、まずは派遣会社に登録を行う必要があります。
登録方法は直接登録会場に行き登録する場合と、WEBで登録できる場合があります。
派遣会社によって、現地に行かなければならないのか。ネットで登録出来るのかが違いますので、求人内容や応募後に確認をすると良いでしょう。
登録自体はどの仕事に就くか決まったわけではなく、派遣会社に登録するだけなので"ほぼ確実に登録することが出来ます"。
面接や面談ではないためそもそも合格&不合格という概念があまりないため、登録する際は気楽にいくと良いでしょう。
もちろんプログラミングの知識が必要な案件を多く取り扱っている派遣会社や、経理や庶務などの経験者を専門的に扱っている派遣会社では登録する際スキルを聞かれることもあると思います。
自分が登録する派遣会社がどの業界に派遣を多くしているかを調べておくのもオススメです。
②自分が働く仕事の決定
登録した後は、自分が働く仕事を決めます。ここでやっと自分が働く仕事をどれにするか決めることが出来ます。
この決め方は派遣会社の担当と相談し決めることもあれば、WEB上で日時と仕事内容を自分で選び仕事を決める事もあり様々です。
スキルや経験が求められる業務では派遣会社の担当と相談、未経験でも出来る仕事や短期の仕事はネット上で自分で決めることが多いです。
この時求人に出ていた仕事内容の募集が終了していたり、自分ではスキルが足りず就業出来なかった時に求人内容とのギャップを感じます。
求人に出ている仕事内容は数ある仕事内容のごく一部なので、実際に登録した後は多くの仕事があると思います。
求人の仕事を探して仕事をするのか、もっと自分に合った仕事を探すのかはこのタイミングで選ぶと良いでしょう。
③仕事開始
自分が選んだ仕事で、いざSTARTです!
「登録制」の仕事は派遣社員の仕事なので、"自分が雇われている会社と自分が出社社する会社は別"となります。
派遣社員の良いところは、職場環境や仕事内容が自分に合わないと感じた際、退職するのではなく別の仕事に行ける点です。
自分が出社する会社とたまたま相性が合わなかっただけで、別の会社に派遣してもらえば問題ありません。
直接雇用の仕事と違って、人間関係や仕事がうまく行かなかった時のリカバリーが聞きやすいのが派遣社員のメリットとなります。
ポイント:「登録制」の求人では、"面接"の代わりに"登録"の段階がある。
登録制の仕事で注意すべき点は?
登録制の仕事で注意しなければならないのは、下記2点です。
①直接雇用ではなく、派遣社員での雇用になる
②求人内容と実際に働く内容が異なる可能性がある
①直接雇用ではなく、派遣社員での雇用になる
アルバイト求人メディアの中に掲載があるから、全てアルバイト・パートの求人が掲載しているとは限りません。
特に「登録制」の求人は派遣社員の求人です。まずは派遣社員の求人だと自覚することが大切です。
派遣社員は自分を雇用している会社と自分が働く会社が違うので、自分が働く会社の社員と待遇が微妙に違ったり福利厚生が違ったりもします。
また"派遣"という雇用形態を、そもそも良く知らない方も多いと思います。
そういった方は、まず"派遣"の仕組みを知り、アルバイト・パートと派遣社員の違いを知った上で応募することをお勧めします。
②求人内容と実際に働く内容が異なる可能性がある
登録制の案件では、特にこの点について注意が必要です。
登録制の求人では、ちょっと条件がいい案件の内容やレアな仕事内容が書かれている場合が多くあります。
この条件がいい案件を大きく書いて、実際に働くのは別の普通の条件の仕事だったり・・・なんて事もあります。
登録制の案件では、書いてある仕事内容=実際に働く仕事内容 ではありません。
あくまで数多くある仕事の一部となりますので、そこに注意しましょう。
もしどうしもてその求人に書いてある仕事内容で働きたい場合は、求人内容をメモや写真で撮っておき派遣会社に登録するときに担当者へ相談しましょう。
そうすることでいつの間にか思ってた仕事と別の仕事をしている、なんて事態を防ぐことが出来ます。
まとめ
「登録制」の求人について解説してきました!
「登録制」の求人は、派遣社員の求人であり応募後は派遣会社に"登録"しそこから仕事を決めます。
「登録制」の求人では、求人に書いてある仕事=実際に働く仕事 ではない事も多いため応募する際は慎重に検討する必要があります。
もし求人の仕事内容と同じ仕事を確実にしたいという方は、"アルバイト・パート"のお仕事を応募するようにしましょう。
逆にたくさんの仕事内容から自分に合った仕事を紹介してほしいという人は、派遣会社に登録し自分に合った仕事を紹介してもらうのがいいでしょう。
自分に合った仕事選びをぜひ見つけてみてください!