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こんにちは!関戸 凛です。
2022年5月、仮想通貨であるLUNAコインが大暴落。ほぼ価値がない状態まで下落しました。
これはLUNAコインが価値を保証していたUSTが、ドルとの連携が外れたことがきっかけで起こった出来事です。
LUNAコインが暴落する際、"取り付け"が起こり一瞬にして価格が急降下しました。
仮想通貨は需要と供給の関係で成り立っており、現在の価格で買いたい人がいるのか、売りたい人がいるのかによって価格が決定します。
例えば1コイン=100円で売りたい人がいましたが、買手がいない場合は1コインは100円以下の価値になります。
そこで1コイン=90円にして買手がつくのであれば、その1コインは90円の価値ということになります。
これが仮想通貨では24時間行われることで、価格が上下しているのです。
その中で事件やスキャンダルなどがあり価値の保証や信用を失い、どんな値段でもいいから"売りたい"と売りが殺到することがあります。
これを"取り付け"といい、自分の資産を変換しようと問い合わせが殺到する状態となります。
ではこの"取り付け"起こるとどのようなことが起こるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
"取り付け"はどんな時に起こる?
取り付けは、資産を預けている預金者がお金の引き出しを求めて殺到することを指します。
もちろん通常時にそのようなことが起こることはなく、何かきっかけがあり"取り付け"が起こってしまいます。
一時的に殺到してしまうのは、早ければ早いほど高い価格で換金することが出来るからです。
仮想通貨や株取引は、需要と供給で価格が成り立っています。
売りたい人が多ければもちろん価格は落ち、終わりが見えないほど落ち続けることもあります。
その為出来るだけ高い価格のうちに換金しようと、一時的に殺到してしまうのです。
とにかく早く売る動きが強まるので、売りが売りを呼び価格が大暴落してしまいます。
取り付け騒ぎの対策
この取り付けは仮想通貨だけではなく、株式投資や銀行にも起こりうるものです。
しかしこの取り付け騒ぎに対し、それぞれ備えや制度が整えられています。
それぞれ例を見てみましょう。
銀行の取り付け騒ぎ
銀行で取り付け騒ぎが起こるのは、銀行の信用が著しく低下した場合です
。 例えば経営難により倒産するという情報が流れた場合には、預金を引き出す為預金者が殺到します。
仮に銀行が破綻した場合、自分の資産を引き出せなく心配があるからです。
しかし銀行側には、預金額を全額一気に準備する用意はありません。
投資や別の流動性の低い資産に変換していたりするので、預金者が一斉に引き出そうとすると混乱が起こります。
この混乱を防ぐため、現在はペイ・オフという制度があります。
この制度は、1金融機関につき1,000万円までは保証されるというものです。
仮に銀行が破綻しても、1,000万円までは確実に確保することが出来ます。
この制度のおかげもあり、最近では銀行の取り付け騒ぎは起こっていません。
株式の取り付け騒ぎ
株式投資の取り付けについて、見ていきましょう。
厳密には、取り付けとは、金融機関に対して預金を引き出そうと殺到することなので株式投資では起こりえません。
しかし似たような形として、"STOP安"という事象があります。
例えばある銘柄Aに投資していたとしましょう。
この企業は未来の医薬品開発が成功しそうで、非常に株価が上がっていたとします。
しかしある日「実は医薬品の開発は全然うまくいっておらず、研究費で大きな負債をかかえている」と発表したとします。
すると投資家たちは「未来の新薬に対し投資を行っていたのに、全然成功しそうにない」という情報に愕然とし、株を売ろうとします。
これが一斉に起こり、先ほどの取り付け騒ぎと同じように、売りが売りを呼ぶ展開となります。
すると株価は暴落し、価格が急降下します。 しかしこの急降下を防ぐ制度があるのです。
それが"制限値幅"です。
これは株価に応じて1日で変動できる価格幅に制限を設け、混乱を防ぐという制度になります。
"STOP安"とは、この制限値幅いっぱいまで価格が落ちることです。
この制度のおかげで、株式市場は1日で大きな混乱が起きることを防いでいます。
仮想通貨の取り付け騒ぎ
仮想通貨の取り付け騒ぎは、LUNAコインの例があります。
仮想通貨には銀行のペイ・オフの制度や株取引の制限値幅の制度がない為、1日で際限なく価格を落とすこともあります。
銀行が預金者に対して引き出しが殺到した場合に、お金を用意できないということがあります。
仮想通貨はネット上のお金であり、このような事が起こる確率が低いとされていましたが、LUNAコインを事例に起こった形となりました。
仮想通貨での取り付け騒ぎは、取引所で起こる可能性があります。
銀行と一緒で窓口となっている金融機関が、仮に破綻し潰れた場合に預けていた資産がどうなるか非常に重要となります。
現状は取引所がつぶれた際に、資産が保証されないこともあり、注意が必要です。
信用ある取引所のご紹介
仮想通貨取引で取引所がつぶれた際に、自分の資産を保証してくれない可能性もあることが分かりました。
取引所が潰れる可能性が大きいと、自分の資産を失う可能性も高くなります。
出来るだけ潰れないような、信頼のある取引所で仮想通貨を保有したいですよね。
そこで私がお勧めするのは、ビットフライヤーです。
私がビットフライヤーをお勧めする理由は大きく3つあります。
・ビットコイン取引量国内No.1
※Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
・仮想通貨取引所の中では、長い歴史がある
・初心者でも使いやすいアプリ
ビットコイン取引量国内No.1
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※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
取引額はそのサービスをどれくらいの人が利用しているかを表す指標となります。
またそのサービスに対して信頼されているかにもかかわる内容であり、注目すべき数字の一つです。
ビットフライヤーはその信頼から、取引額が連続で1番であり、信頼出来る取引所です。
また使いやすさやセキュリティの安全さからも、支持されているのです。
仮想通貨取引所の中で、長い歴史がある
仮想通貨は2008年にビットコインが出てきたことが、発祥でした。
そのため株式投資などと比較すると、歴史が浅いことが特徴です。
取引所についても仮想通貨が出来た後に、開設されています。
そのため仮想通貨を取り扱っている取引所は、取り扱い期間が短い傾向があります。
そのなかでもビットフライヤーは、2014年に開設された古参の取引所です。
現在次々と仮想通貨取引所が開設されています。
しかし新規参入した取引所は、エラーが起きやすかったり有事の際の対応が曖昧な事があります。
ビットフライヤーは仮想通貨取扱歴が長く、取引額も多いので不正やエラーが起こりにくいというメリットがあります。
初心者でも使いやすいアプリ
ビットフライヤーのアプリは非常に使用しやすいです。
使用しやすいポイントは、”一目で把握できる点”です。
アプリを開いてすぐのホーム画面には総資産額・日時損益が表示されます。
一目で現在の資産と、前日比いくらだったかを把握することが出来ます。
またその下にはビットコインやリップル、イーサリアムの現在の価格が表示されます。
こちらも取引総額が大きい仮想通貨から順番に表示されているため、自分が注目している仮想通貨が表示されやすいです。
また価値が落ちている際は赤く、価値が上がっている際は緑色で表示され、こちらも一目で把握できます。
この視認性が高いアプリを提供している点も、ビットフライヤーをお勧めする理由の1つです。
口座開設にお金は一切必要ありません!最低1円からでも投資できるので、気軽に始められます。
仮想通貨に投資したい方は、まず口座開設を行いましょう。
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まとめ
今回は"取り付け"について見てきました。
取り付けは金融の世界では起こりうることであり、仮想通貨も例外ではありません。
銀行では銀行がつぶれた際にペイ・オフという制度により1,000万円まで資産を保証してもらえます。
しかし仮想通貨はまだ出てきて間もない為、そのような保証がされていない取引所もあります。
仮想通貨取引を行う際は、そのようなリスクに対しても対策をする必要があります。
自分が使用する取引所の保証がどうか、しっかりと確認することをお勧めします。