株式投資

押し目買いって何?株式投資を行う上で注意する事!

こんにちは!関戸 凛です。

皆さん押し目買いをご存じでしょうか?

株式投資を行なっていると、何度か聞いた事がある言葉かと思います。

株式投資をする際絶対に見るものが、”チャート”ですよね。

株価の上がり下がりを示したものですが、常に上下していていつ株を買った方がいいのか分からなくなる事があります。

しかしこのチャートを見る上で買いをいれるタイミングがあります。

そのタイミングで買うことを”押し目買い”といいます。

では具体的に押し目買いとはどのような買い方なのでしょうか。

押し目買いとは

押し目買いとは、株価が上がっている相場で下がったタイミングを見計らって購入する事を言います。

押し目・・・株価が下がった時

つまり上がり調子の株や今後もっと上がると想定している株が、価格を落としたタイミングを狙った買い方です。

株にはある程度の流れがあります。

急に跳ね上がったり暴落したりという事は、余程の出来事がなければ起こりません。

右肩上がりの株価はその動きを継続する事が大きく、また下がり調子の株価は下がっていく可能性が高いです。

上昇トレンドや下降トレンドなど聞いた事がある方も多いと思います。

ファッションやSNSで瞬間のトレンドがあるように、株も勢いがある株は上がりやすい傾向があります。

しかし上がり調子の株チャートを見ると、ところどころ落ちているところがあると思います。

これは何か不祥事や下げる要因となる材料が出たというわけではありません。(もちろんそういう時もありますが)

投資家が利益が出た分を確定するために、売りを行うため値が下がっている可能性が高いです。

これはその株自体の評価が低くなった為に売られているわけではないので、その後も株価が上がる可能性が高くあります。

そのため”押し目買い”が有効だとされているのです。

では実際の株のチャートを基に、押し目買いのタイミングについて見ていきましょう。

押し目買いのタイミング

押し目会のタイミングは、企業株に下げ材料が出ていないのにも関わらず株価が下がったタイミングです。

▼オリエンタルランド

1日 チャート図

引用:松井証券

こちらはオリエンタルランドの株価チャートです。

1月3日以降株価は上昇傾向にありました。しかし右肩上がりであった株価ですが価格が落ちているタイミングがあります。

しかしその後再度値を上げていることから、価格が下がったタイミングで購入することで利益を得ることが出来ます。

 

▼コニカミノルタ

1日 チャート図

引用:松井証券

こちらはコニカミノルタの株価チャートです。

こちらのチャートについても、右肩上がりで上がっている株価の途中で停滞している期間があります。

上がってきたタイミングで確定売りの圧力が出てくるので、一時停滞や下落しますが上昇トレンドとなっていますのでその後も上がり調子で上り続けています。

この確定売りがされたタイミングを購入の目安にすることをお勧めします。

まとめ

今回は押し目買いについて解説していきました。

押し目買いとは、上り調子の株価がふと下がった時に購入することを指します。

下がる要因が企業に対して下げる材料が出たからではなく、株価が上がったことによる投資家の利益確定が要因となっているため、その後も株価が伸びやすいことから有効だとされています。

この買い方は上がり調子の株を更に上がると見越して買う”順張り”ではなく、下がったタイミングで逆に買うという”逆張り”の考え方となります。

株を買うタイミングが分からない方などは、チャートを見て”押し目買い”を意識する事で、タイミングがなんとなく分かると思います。

是非参考にしてみてください!!

-株式投資