2月21日の週はロシアとアメリカの会談が実現し、ウクライナ情勢が落ち着くのかと思いきやロシアがウクライナの一部を勝手に独立承認。その次の日には軍事行動を開始しました。
この目まぐるしく変わる状況の変化に伴い、日経平均株価も暴落。1年以上ぶりに25,000円台に突入し、世界の株価も暴落するなど大きな変化が起こっています。
今週の日経平均株価の推移はこちらです。
日経平均プロファイルより引用
ロシアが軍事行動を開始したのは、2月24日(木)です。日本のお昼頃ロシアが軍事行動を開始しウクライナと開戦したとのニュースが流れました。その後日経平均株価は大きく下落。26,000円台を下回る相場となりました。
しかしその次の日を見ると、上がっているのです!
26,000円台まで回復しているのです。終値は26,476円(前日比+505円)。前日よりも大幅に株価が上昇し取引を終えています。
おかしくないですか?もちろん「ウクライナとロシアが和解しました」なんてニュースは出ていないですし、2月27日(日)現在もウクライナとロシアは交戦中です。引き続き緊迫した状態が続いています。(ウクライナの方々には一刻も早く平和が訪れることを心から願っています。)
なぜ、株価は上がっているのでしょうか。
そして私"関戸 凛"はこの日経平均株価、購入しようと考えています。
ズバリ"50,000円"分を購入しようと考えています!
(26歳のサラリーマンですので、これが限界です。。)
ではなぜ今緊迫している状況の中購入しようと考えているのでしょうか。
大きく理由が2つあります!
①過去紛争が開始した直後、株価が上昇している
今回ウクライナとロシアが衝突し日本だけでなく、世界中の株価に影響を与えています。衝突によるインフレへの警戒やリスク回避から売りが多くなり、株価は大幅に下落しています。
では過去に似たようなことはなかったのでしょうか。調べてみました!
湾岸戦争
1991年にイラクとアメリカが衝突した湾岸戦争です。この時も実際に軍事行動が行われ大きな犠牲が出ました。
戦闘が始まったのは1991年の1月16,17日であり、アメリカがイラクに対して空爆の攻撃をしたことで始まりました。この時の日経平均株価を見てみましょう。
23日 | 23050.10円 |
22日 | 23253.65円 |
21日 | 23352.19円 |
18日 | 23808.30円 |
17日 | 23446.81円 |
16日 | 22442.70円 |
16日→17日にかけて上がっています!今回ウクライナとロシアが開戦した次の日に株価が上がっていた動きととてもよく似ています。
また1991年この湾岸戦争が行った1ヶ月後、26,000円台まで株価を伸ばしているのです。
②時事的要因が大きい株価の下落である為
1月から2月にかけて、企業の決算発表などが多くありました。主要企業の業績を見てみると約8割ほどの企業は期初に立てた計画通りに推移しているか、上方修正をしている状況であり2020年比でみても業績が好調の企業がとても多い形となりました。
アメリカの利上げなどのニュースもあり、上がりづらい相場となっていましたがここ数週間の株価の動きはウクライナ情勢の影響を大きく受けています。
日経平均プロファイルより引用
元々27,000円台まであった日経平均株価ですが、現在26,000円を下回ったりしています。通常の相場であれば27,000円台〜28,000円台の相場でもおかしくないですが、この時事的要因によって現在イレギュラーに株価を落としている状況です。
このウクライナ情勢が落ち着いた後、株価は安定を取り戻すと考えられます。投資家達はリスクがなくなったことを確認し、その後通常の株価まで戻るので、株価が上がりやすい状況だと思われます。
まとめ
現在ウクライナ情勢の悪化に伴う地政学リスクが高まり、売りが多く出て株価が暴落している状況です。
ですが!過去の傾向からも開戦後株価は上がっており、その後終戦に伴って株価が通常の水位まで戻っていきます。
投資家の心理として、"開戦"という大きなマイナス要素が残っているうちはどこまで株価が落ちるかわからない為、リスク回避として売りが先行します。しかし開戦された後はそれ以上の悪化要素が減るのでそこをついたと判断した際に買いが行われるのだと考えます。
そのため湾岸戦争の際や今回の2月25日のように、開戦後株価が上昇するという不可解な現象が起こっているのです。
このことからも今後ウクライナ情勢に大きく左右されますが、株価の上昇が見込まれると私は考えています。
だからこそ、月曜日には、日経平均株価と連動した株を買います!50,000円分買います!
結果や今後については、このサイトで更新していきたいと思います。
楽しみのお待ちください。