金融

不動産投資って難しい?少額からできる不動産投資の方法について解説!

こんにちは!関戸 凛です。

将来を考える上で、投資という選択肢を検討することがあると思います。

投資の方法には色々あります。代表的なものは株式投資や暗号資産、外貨投資や不動産投資などが挙げられます。

その中でも昔からある代表的な方法としては、不動産投資が挙げられます。

不動産投資では一つ当たりに動くお金が非常に大きいので、少額から投資したい人や投資初心者には手を出しづらいイメージがあります。

では本当に不動産は手を出しづらいものなのでしょうか。

不動産投資とはどのように行うのでしょうか。

詳しく見ていきたいと思います。

不動産投資とは

まず不動産投資について見ていきましょう。

不動産投資とは、私たち投資家がオフィスビルやマンションの1室を直接購入。その購入した物件を居住者に貸す事で、収入を得ることを指します。

賃貸で居住者に部屋を貸す事で、安定した収入を得ることが出来ます。

不動産投資のメリット

安定した収入を得られる

部屋のメンテナンス等必要ですが、居住者に物件を貸す事で毎月収入が入ってくる点がメリットです。

金額も安くはなく、ある程度まとまった収入となります。

また最初に購入した金額分回収できれば、その後の収入は全てプラスとなります。

ローンの返済さえ終わってしまえば、かかる費用はメンテナンスくらいなのでほぼ何もしなくても大きな収入を手に入れることが出来ます。

保険の代わりとなる

他には不動産を購入する際に、保険に入ります。

その保険では万が一自分に働けなくなるような事故や病気をした際、残っているローンの支払いが免除になる事があります。

そうすれば自身が働けなくなった場合でも、安定した収入が得られるので非常に安心です。

生命保険の代わりと言ってもいいでしょう。

また実際に”物”がある投資なのでいきなり評価額が0になったり失ったりする可能性がないのも特徴になります。

ポイント:不動産投資投資は毎月安定した収入が見込め、老後や働けなくなった場合にも強い味方となる。

不動産投資のデメリット

投資額が大きい

不動産投資では投資額が大きいため、初めにローンを組んだりなど借金をして投資を始める事になるケースが多いです。

初期投資としてある程度まとまった金額がどうしても必要になるので、この点についてある程度リスクを負う事となります。

借金をする場合はその後返済の義務を負う点や精神的にも圧迫されたりするのでその点は注意する必要があります。

ハイリスクハイリターン

投資金額や取り扱っている金額が大きいので、どうしてもマイナスを受けた時の金額は大きくなってしまいます。

10万円の10%と1,000万円の10%では99万円の差があるように、得られる収入も大きいですがそれだけリスクの額も大きくなる点を忘れてはいけません。

不動産投資特有のリスクは、主に外部的要因によって左右される点です。

例えば”自然災害”。

台風や火災、自身などで物件がダメージを負ったり貸せない状況になった場合、修繕したりなどを行う必要があります。

これについてはどうしようもなく、保険に入るなどの対策は出来ますが、予期できないリスクとして挙げられます。

また”空室のリスク”もあります。

入居者がずっと居てくれれば良いのですが、間が空いてしまったりする可能性もあります。

もちろん入居者がいない時に収入は入って来ず、入居者を探す手間がかかったりもします。

空室になってしまう可能性はどの物件にもあり、空室を産まない工夫も求められます。

また周辺に他の新しい物件が出来たりするリスクもあります。

不動産の価値は周辺の居住者や施設によっても大きく左右されます。

もちろん隣に大きな新しい物件が建ってしまうと、元々あった物件の価値は下がる可能性があります。

新しい物件に居住者をとられ、賃貸の価格を下げる必要が出てくるかもしれません。

再開発が行われて物件の価値が上がる可能性もありますが、外部の状況によって価値が変動する点を忘れてはいけません。

ポイント:投資額が大きい分リスクも大きい。外部的要因で価値変動の可能性もある。

不動産で少額投資

今まで不動産投資を行うには物件を購入しなければならなかったので、初期費用が大きくかかってしまう点がデメリットでした。

不動産投資をしたいが、出来る限りリスクも避けたい。初期費用を出来る限り抑えたいという声も多いです。

そこで少額からでも不動産投資が出来る仕組みが誕生しました!

それが”REIT”です!

REITは別名、「不動産投資信託証券」です。

これは一つの物件に対し自分1人だけ購入するのではなく、他の投資家とお金を出し合って不動産を運用するというものになります。

仕組みとしては投資信託であり、私たちが出したお金をプロが”不動産投資”で運用するものとなります。

お金を出しプロが運用する事で、その成果を私たちが受けられるものとなります。

ではREITのメリットとはどんなものがあるのでしょうか。

1.収入が安定する

私たちが出したお金をプロが運用します。

通常不動産投資では、私たちは一つの物件に対し大きな金額を出しその一つの物件を運用して行くこととなります。

しかしREITでは、1つの物件だけでなく多くの投資家から集めたお金で、複数の物件や複数の地域に投資を行うのでリスクを分散する事ができます。

もちろん投資先が多ければ多いほど収入は安定するため、安定した成果を得る事が出来ます。

2.プロが運用

不動産投資のプロが運用を行うため、不動産投資についてよく分かっていない人よりも高い成果を期待出来ます。

投資信託では複数の投資家から集めたお金をプロが運用するので、ある程度の金額がなければ投資出来ない投資先やプロがいいと判断する投資先へ投資をする事が出来ます。

知識量や経験はプロの方が高いので、その技術を享受できる点もメリットとなります。

3.少額から投資可能

個人の不動産投資では何百万円や何千万円の金額が必要となりますが、REITでは少額から投資出来る点が非常に魅力です。

実際に投資を行う際、ネット証券であれば100円からでも購入する事も出来る為気軽に不動産投資を行う事が出来ます。

不動産投資を行いたいが、少額から投資したい。リスクをあまり負いたくないという方におすすめの商品となっています。

まとめ

今回は不動産投資について解説してきました!

不動産投資のメリット・デメリットは下記の通りです。

【メリット】
・毎月収入が入ってくる
・保険の代用としても有効
・老後でも安定した収入確保

【デメリット】
・ハイリスクハイリターン
・外部的要因の影響が大きい
・投資額が大きい

不動産投資を行いたいが初期費用やリスクを減らしたいという方におすすめなのが”REIT”でした。

REITでは複数の投資家からお金を集めてプロが運用する投資信託の仲間です。

少額から投資を行う事が出来、複数の不動産へ分散投資をプロが行ってくれるため、安定した成果や収益を見込める点が魅力でした。

不動産投資に興味はあるが、初心者なので最初から大きい金額をかけることが出来ないという方は是非REITを試して見てください!

-金融