1週間の日経平均株価推移 まとめ

3月22日〜3月25日 1週間の日経平均株価推移まとめ

こんにちは!関戸 凛です。

3月22日〜3月25日までの日経平均株価についてまとめます。

3月22日の週の日経平均株価は連日株価を伸ばしての着地となりました。

ロシアとウクライナの抗争について引き続き続いている状態ではありますが、長期化する抗争に投資家や市況が慣れ株価が上向いています。

また円安が進み、6年ぶりに1ドル=121円になるなど為替の影響により自動車業界などの輸出関連企業の株価が上昇しました。

1週間の大きな数字を見ていきましょう。

《一週間の着地》
2月22日(火)始値は27,091円
2月25日(金)終値は28,189円

《一週間の高値・安値》
最高値:2月21日(月)27,076円
最安値:2月24日(木)28,338円

日経平均株価

引用:日経平均プロファイル

先週の終値は26,000円台でした。今週1週間で28,000円台に突入するなど、株価が大きく持ち直しています。

株価は9日連続前日の終値を上回る展開となり、急激な変化が起こっています。

では1日ごと見ていきましょう。

3月22日 前日比+396円

3連休明けの取引となりましたが、株価は大きく上昇しました。

上昇した要因として、ウクライナとロシアの関係ではなく、円安が進んだ事が挙げられます。

6年ぶりに1ドル=121円まで円安が進み、輸出関連企業の株価が大きく上昇しました。

輸出企業ら円安になる事で得られる恩恵は大きく、為替による利益が見込まれるため買いが進みました。

具体的にはトヨタ自動車やスズキなどです。

日本は国が小さいため、輸出企業が多いこともあり日経平均株価が上昇した形となりました。

3月23日(水) 前日比+816円

3月23日は1日だけで相場が1000円弱上がるという大きな伸びを見せました。

1月18日以降ぶりに日経平均株価が28,000円台となり、急激な回復をしました。

主に上がった株として現在需要が高い半導体関連の株や、1株に対しての利益率が高い株が挙げられます。

前日の上昇トレンドを引き継ぎ、下がった株の買い戻しが優勢となりました。

3月25日 前日比+39円

前日にアメリカの株が売却傾向にあり一時売が優勢となる流れもありましたが、底堅く着地はプラスとなりました。

3月末に優待や配当の権利確定日を設定している企業も多いため、権利確定のため買いが入っている流れもあります。

週末は土日を挟むため大きくは伸びなかったですが、順当に買いが入っている状況です。

目立った企業の動きとして、ディズニーランドを経営するオリエンタルランドの株が連日の株価上昇により、売りが目立つ展開となりました。

まとめ

3月22日の週は大幅に株価が伸びた展開となりました。

いまだロシアとウクライナの抗争に終わりは見えていない状況ですが、徐々に通常時の株価に戻って来ています。

このロシアとウクライナの抗争は地政学リスクとされ下げ材料となっていますが、長引くことで慣れが生じて来ていると思います。

以前北朝鮮がミサイルを撃ち始めた時も地政学リスクとして株価が下がりました。

しかし現在も北朝鮮らミサイルを撃っていますが、株価への影響はほぼありません。

地政学リスクは投資家の中で”慣れ”が生じ、株価への影響は一時的なものではないかと考えます。

次週は3月も末で、権利確定日が迫って来ています。権利確定日が過ぎたあとは売りが優勢となる可能性もありますが、それまでは株価の伸びが期待出来そうです。

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