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「マイニングを個人で行って、ビットコインを報酬として得ることはできるの?」
仮想通貨の中で最も有名な「ビットコイン」。
その始まりは2008年に『サトシ・ナカモト』がビットコインの論文を発表したことでした。
ビットコインはあらかじめ、発行される数が決まっています。
その数は2,100万ビットコイン。
それ以上は発行されず、世の中には最大で2,100万ビットコイン分しか流通しません。
発行の上限が決まっていることにより、ビットコインは"希少性"がつき価格が上がっています。
2022年現在では、ビットコインの発行数は1,880万を超えています。
そして2,100万全てのビットコインが発行されるのは2,141年を予定しています。
つまりビットコインは現在でも新しく発行されており、今後100年は新しくビットコインが発行され続ける見通しです。
その発行方法はただ発行されるのではなく、"マイニング"という作業を行った"報酬"として手に入れることが出来ます。
このマイニングの報酬は2022年現在1回につき約6ビットコイン。
1ビットコイン500万円だと仮定すると、約3,000万円もらえることとなります。
ではこのマイニングという作業、個人でも出来るのでしょうか。
またマイニングとは具体的にどのようなことを行うのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
マイニングは個人でも出来るの?
マイニングを個人で行い、ビットコインを報酬で得ることは出来るのでしょうか?
結論から言いますと、マイニングを個人で行い報酬を得ることは非情に難しいです。
ではなぜ個人でマイニングを行うことは出来ないのでしょうか。
マイニングには膨大な計算能力が必要
マイニングには、非常に大きな計算能力が必要となります。
マイニングは、手作業で行っていることはなく、いわゆるスーパーコンピューターで処理します。
仮に個人でマイニングを行うとし、このスーパーコンピューターを扱うにあたり、大きく3つの課題があります。
・購入費
・土地代
・電気代
このスーパーコンピューターは個人で買えるような品物ではなく、手に入れるのにも膨大なお金がかかります。
またスーパーコンピューターをとても大きく、保管するために倉庫ほどの場所も確保しなくてはなりません。
更にスーパーコンピューターを稼働させ、マイニングを行う作業にも大きなエネルギーを要します。
電力の消費量が大きく、電気だけでもお金がかかります。
またスーパーコンピューターをフルに稼働させるため、コンピューター自体にも熱が帯びてきます。
このスーパーコンピューターを冷やすのにも費用がかかり、とにかくマイニングにはお金がかかるのです。
このようにマイニングには膨大な電力・土地・費用がかかるため、現在個人で参入するのは難しい分野となっています。
ポイント:マイニングには膨大な費用がかかるため、個人の参入は難しい。
マイニングとは具体的に何をするの?
マイニングには膨大な計算処理能力が必要であり、個人での参入が難しいことが分かりました。
では具体的に”マイニング”とはどのようなことを行うのでしょうか。
マイニングとは、ビットコインの取引を承認すること
マイニングとはビットコインを得るために計算する事を指します。
そのマイニングですが、具体的にはビットコインの取引を承認する作業なのです。
私たちがビットコインを送金したり、購入したりするその内容を、マイニングを行っている人が承認し取引を成立させています。
ポイント:ビットコインの取引は、マイニングによって承認されることで成り立っている。
取引の承認は、10分に1回行われている
マイニングという名の取引承認作業は、10分間に1回行われています。
ビットコインには取引時間というものが存在しないため、24時間365日行われています。
そのため1日に約144回の承認が行われ、そのたびに報酬のビットコインが支払われていることになります。
ここでの大きなポイントが、10分間で一番早く承認した人だけが報酬を得ることが出来る という点です。
10分間で取引の承認に関わった人全てに報酬が配られるのではなく、一番早く承認した人だけが報酬の6ビットコインを得ることが出来ます。
報酬を得ることが出来るのは、1人だけ
ここにも個人での参入が難しい理由があります。
1番になった人しか報酬を得ることが出来ないため、1番になれなければどれだけ時間と費用をかけても報酬を得ることが出来ないのです。
この承認レースでは、もちろん計算処理能力が高いコンピューターを保有している組織が有利です。
個人では用意できるコンピューターのスペックには限界があります。
実際このマイニングレースに参加しているのは、企業や組織がほとんどです。
マイニングを主に行っている企業
ではマイニングを主に行っているのは、どのような組織や企業なのでしょか。
ビットコインは世界中で取引することが出来る仮想通貨です。
そのため、世界中でこのマイニングに参加している組織があります。
主にこのマイニング作業を行っているのは、アメリカと中国です。
特に中国についてはマイニングのコンピューターを開発している大きな企業があるため、マイニング技術が先行しています。
アメリカも負けずマイニングを行っている企業がナスダックに上場するなど、盛り上がりを見せています。
マイニングには寒冷地が有利?
スーパーコンピューターは熱を帯びやすく、24時間稼働させるためには24時間熱を冷却し続けなくてはなりません。
また計算処理や冷却には電気も必要となるため、電気代が安い地域が有利です。
このことからマイニングを行うには、コンピューターの冷却の手助けとなる寒冷地が望ましいです。
また電気代を抑えるために、発電所が近かったり電力の需要が小さい地域もマイニングに適していると言えます。
このことから、マイニングの聖地として”シベリア”も挙げられます。
寒冷地かつ水力発電所があるので安価に電力を手に入れられるため、各国がマイニングを行う場所として注目しています。
ポイント:中国やアメリカなどがマイニングに力を入れている。寒冷地であるシベリアはマイニングにはBESTな気候。
ビットコインを買うためには
ビットコインの購入には、まず口座開設を行う必要があります。
これは株式を行う講座などではなく、仮想通貨を専門に扱う取引所の口座開設をする必要があります。
しかし仮想通貨はまだ発展途上の通貨です。安全面は強いですが、安定していない通貨です。
2008年にビットコインができた際に、取引所も開設を始めました。
そのためまだ歴史が浅く、取引所選びには慎重にならなくてはなりません。
そこで私がおススメする仮想通貨取引所をご紹介します。
それは、ビットフライヤーです。私もビットフライヤーを通して仮想通貨の取引行っています。
私がビットフライヤーをお勧めする理由は大きく3つあります。
・ビットコイン取引量国内No.1
※Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
・仮想通貨取引所の中では、長い歴史がある
・初心者でも使いやすいアプリ
ビットコイン取引量国内No.1
ビットフライヤーはビットコイン取引量が、6年連続でNo.1です。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
取引額はそのサービスをどれくらいの人が利用しているかを表す指標となります。
またそのサービスに対して信頼されているかにもかかわる内容であり、注目すべき数字の一つです。
ビットフライヤーはその信頼から、取引額が連続で1番であり、信頼出来る取引所です。
また使いやすさやセキュリティの安全さからも、支持されているのです。
仮想通貨取引所の中で、長い歴史がある
仮想通貨は2008年にビットコインが出てきたことが、発祥でした。
そのため株式投資などと比較すると、歴史が浅いことが特徴です。
取引所についても仮想通貨が出来た後に、開設されています。
そのため仮想通貨を取り扱っている取引所は、取り扱い期間が短い傾向があります。
そのなかでもビットフライヤーは、2014年に開設された古参の取引所です。
現在次々と仮想通貨取引所が開設されています。
しかし新規参入した取引所は、エラーが起きやすかったり有事の際の対応が曖昧な事があります。
ビットフライヤーは仮想通貨取扱歴が長く、取引額も多いので不正やエラーが起こりにくいというメリットがあります。
初心者でも使いやすいアプリ
ビットフライヤーのアプリは非常に使用しやすいです。
使用しやすいポイントは、”一目で把握できる点”です。
アプリを開いてすぐのホーム画面には総資産額・日時損益が表示されます。
一目で現在の資産と、前日比いくらだったかを把握することが出来ます。
またその下にはビットコインやリップル、イーサリアムの現在の価格が表示されます。
こちらも取引総額が大きい仮想通貨から順番に表示されているため、自分が注目している仮想通貨が表示されやすいです。
また価値が落ちている際は赤く、価値が上がっている際は緑色で表示され、こちらも一目で把握できます。
この視認性が高いアプリを提供している点も、ビットフライヤーをお勧めする理由の1つです。
口座開設にお金は一切必要ありません!最低1円からでも投資できるので、気軽に始められます。
仮想通貨に投資したい方は、まず口座開設を行いましょう。
▼口座開設はこち
まとめ
マイニングを行うことで、ビットコインを報酬としてもらえます。その額は6ビットコイン(約3,000万円)と膨大です。
しかしレースに勝った勝者1人だけが総取りのシステムなので、個人で行うのは難しいことが分かりました。
報酬の額が大きいだけに、各国の企業が大きなお金をかけて行っているのがマイニングです。
現在ではマイニング専用のスーパーコンピューターが販売されています。
気になる方はチェックしてみてもいいかもしれません。