本レビュー

【書評】『やりきる力』レビュー 勇気ある撤退はただの逃げ

2021年出版 堀江 貴文さん著の「やりきる力」のレビューです!

題名 :やりきる力

副題 :失敗を怖れるな!ホリエモン式「覚悟の決め方」がここにある

著者 :堀江 貴文

出版社:学研プラス出版

出版日:2021年5月

ページ:182ページ

1分で分かる本の内容について

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この本は飲食業から出版、サロン経営やロケット開発まで多岐にわたって活躍する堀江 貴文さんがコロナ時代を生き抜くための方法を解説しています。

この本の最大のポイントは、"どんなことでもまずやりきることを重要視している"点です。

 

著者である堀江さんは、自分が興味を持った分野をとにかく挑戦し、やりきるまで行動し続けています。

 

≪堀江さんが現在行っている活動≫

飲食業経営

オンラインサロン経営

ミュージカル公演

本の出版

ロケット開発

何かをやりきることが出来る人は、どんな困難の中でも生き抜くことが出来ます。

逆に少し失敗したり興味がなくなった時にすぐ撤退してしまう人は、何も得られないまま終わってしまいます。

やりたいことをやりきった先に、圧倒的な結果が待っているのです。

 

ポイント

自分がやりたいことをやりきった先に、圧倒的な結果が待っている

 

本の構成は以下のようになっています。

 

≪本書の時間割≫

第1章:やりたいことに、いますぐ飛び込め!
第2章:その道をただ進め!-一生懸命を楽しめ!
第3章:後悔せず生きろ!-誰よりも早く走れ
第4章:弱い自分と正面から向き合え!
第5章:お金を稼いで未来を切り開け!-一つの稼ぎ方にこだわるな!
第6章:変わることを怖れるな!-時代の変化に取り残されるな

この本ではやりきるために必要な考え方や行動の仕方が、力強い言葉と共に記載されています。

 

  • 「夢って必ずかなうの?」
  • 「やりたいことがない場合はどうすればいいの?」
  • 「行動する前にはしっかりと計画を立てた方がいいの?」

講演会を行った際に、実際に参加者から出た質問についても回答しています。

あなたが考えていることや悩んでいることについても、答えを出してくれています。

 

ビジネス分野で常に結果を出し続けてきた堀江さんの言葉は、厳しくも力強い勇気を与えてくれます。

 

「あなたは今自分の生活に満足していますか?」

 

あなたの人生でこれまでやりきったことを、思い出してみてください。

寝食を忘れて打ち込んだことを、思い出してみてください。

 

正直私はこれまで思いっきり打ち込んで、何もかも見えなくなるくらい何かに熱中したことがありませんでした。

 

しかし著者である堀江さんからすると「熱中するものがないということは行動不足」であるということでした。

 常に新しいことに挑戦し続け、やりきることを続けていればやりたいことは向こうから飛び込んできます。

 

夢中になれるものがない、あるいはすべて中途半端で終わってしまうという人にとって、勇気をくれる一冊となるでしょう。

苦しくてもつらくても、やりきった人にしか見えない景色がそこにはあるのです。

 

本を読む所要時間目安

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本を読む目安時間

  • 読むスピードが早い人:3時間〜4時間
  • 読むスピードが標準な人:4時間〜5時間
  • 読むスピードがゆっくりな人:5時間〜6時間

 

こんな方にオススメの1冊

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《こんな方にオススメ》
・力強い言葉で挑戦を後押ししてほしい方
・全て中途半端で終わってしまい悩んでいる方
・自己成長したい方

 

ビジネスを数多く成功させている堀江さんが書かれた「やりきる力」は、目の前のことを全力で取り組めるようにしてくれる自己啓発本です。

数多くの成功を収めてきた堀江さんだからこその言葉や考え方で、読者を鼓舞してくれます。

 

本書の大きな特徴は、堀江さんが感じていることをストレートに表現している点です。

あえてオブラートに包まず、まっすぐな表現をすることにより厳しくも心に響く本となっています。

 

結果を出すために貪欲に生きてきた堀江さんが、「やりきる」ということに焦点をあてこれまでの経験をもとに語っています。

何かを成し遂げるためには人と同じ行動ではならず、人との関わりを薄めてでもやりきることが重要だと説いています。

 

「今の自分に満足していない」
「もっとたくさんの事に挑戦したい」
「圧倒的な自己成長を叶えたい」

 

このように前を向いて何かを成し遂げたい人にはとても勇気を与えてくれる一冊となっています。

これまでの自分を変えたい方は、是非読んでほしい本です。

 

 

 

この本を通して学べる事・関戸 凛(管理人)の個人的感想

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やりたいことがないのは行動力不足

本書で特に学んだことは、やりたいことがないのは行動不足。やりきった先に夢は形を変えて叶うということです。

これまで数多くの自己啓発本を読んできましたが、結局自分が大きく打ち込めるものがなくて悩んでいました。

 

やる気はあり自己成長したいという意欲も人一倍あるのですが、そのエネルギーをどこにぶつけたらいいか分からない。

そのうちみなぎっていたやる気はどこかへ行ってしまい、日々のなんとなく忙しい生活に逆戻り。。

 

なんて経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

そんな自分を導いてくれる言葉が、この本にはありました。

 

「やりたい事がないのは、行動力不足」

引用:やりきる力

 

今回の本はやりきるためにどのような考え方や行動をすべきか記載されていましたが、自分はそこにまだ至っていないという事でした笑

やりきろうにもやりきる内容が明確でなかったら、やりきることだけでなく中途半端に終わることもできません。

 

まず自分はやりきるためにやりきる内容を見つけることから、始めればいいと気付けた本でした。

 

まず自分は行動が少ないとのことだったので、少しでも興味を持ったことに全力で取り組む!

手当たり次第チャレンジし、自分がやりきりたいと思えたものに対して最後までやりきる。

 

即やる、今すぐやる

最後までやりきるのと同じくらい重要なこととして、「今すぐやる」ことも必要です。

 

現代は非常に便利な時代になり、たいていのことはネットに答えが載っています。

何かをしたいと考えた時にコツや方法、解説などはどの分野でも出てきます。

 

でも実際にそれを実行できることは少なく、何かと理由をつけてやらずに終わってしまうことも多いです。

それは「やらない理由を探す才能」が高く、結局動かず言い訳ばかりしてしまい何も結果を残せません。

 

堀江さんは「とにかく思い立ったらすぐやる、やってみてから失敗して改善を繰り返せ」と話しています。

まず行動しないと成功だけでなく失敗も結果も何も生み出すことは出来ないのです。

 

ここがポイント

気になること、興味があるものはとにかくやってみる!!

まとめ

今回は『失敗を怖れるな。やりきる力』について見てきました!

これまで意欲は高いけど何もやりきれなかった、どう動けばいいか分からないという方には必見の1冊です

 

堀江さん独自の強い厳しい言葉であなたを鼓舞してくれます!

きっと自分を振り返る、いいきっかけとなるでしょう。

 

気になる方は是非チェックしてみてください!

 

 

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