金融

ビットコインが高騰!1週間で約100万円上昇の背景は?

こんにちは!関戸 凛です。

ビットコインの価格が急騰しています!

2月25日にそれまで1ビットコイン約400万円だった価格が、440万円にまで上昇しました。これはビットコインだけでなくリップルやイーサなど、仮想通貨全体で2月25日をきっかけに価格が上昇しました。

ビットコインについてはその後も右肩上がりで伸び続け、3月2日現在価格は500万円を上回っています。

私もビットコインを持っているのですが、少し前に買ったので1ビットコイン=620万円の時に買い、その後大きく値を下げていました。

しかしウクライナ情勢で下がっていたビットコインが、急激に伸びています!

私のようにビットコインを600万円台で購入しずっと売るに売れない状況になっている方も、多いのではないでしょうか?

今なぜビットコインを含む仮想通貨が価格を伸ばしているのでしょうか。今後更に価格が増えていくのでしょうか。

仮想通貨が伸びている要因として、ウクライナ情勢が大きく関わっています。

ロシアへ金融制裁開始

2月27日、ロシアを"SWIFT"から排除する方針で各国の意見が固まりました。このSWIFTが今回の仮想通貨の価格上昇に大きな影響を与えました。

ではこの"SWIFT"とはどういった機関なのでしょうか。

SWIFTとは、「国際銀行間通信協会」であり、世界中の銀行の金融取引を仲介したり実行を行なっている機関です。

つまり世界中の銀行がこのSWIFTを通して、外国通貨や金融商品などの取引を行なっており世界的にも重要な役割を果たしている機関です。

SWIFTが利用されているのは安全性が非常に高く、世界の高額決済の約50%はこのSWIFTを通して行われていると言われるほど取引金額も多いからです。

このSWIFTからロシアを排除する動きで合意がされました。つまりロシアは世界と取引出来る金融のパイプを失ったことになります。

こちらについて、既に影響が出始めています。

大きく影響が出ていたのは、ロシアの通貨である"ルーブル"です。このルーブルは1ヶ月前まで1ルーブル約1.5円でした。しかし3月2日時点で1.04円と約30%も価値が下落しています。

《1ヶ月前》
1ルーブル=約1.5円

《現在》
1ルーブル=約1.04円

現在のルーブルの価格は史上最安値となり、急激な変動に市場は混乱しています。ロシアの中央銀行は金利を9.5%→20%にするなど異例の対応をしています。

このルーブルの価値の大幅な下落に対して、ロシア国民は自身資産を守るため別の金融商品を求めました。ドルや円などへの変換はできません。

また日本などに預けた際、いつ凍結されるかもわかりません。

そこで注目を集めているのが仮想通貨です。

どの国も関わっていない仮想通貨

ここで注目されたのが、"仮想通貨"です。

通常通貨はどこかの国が管理・発行を行なっています。円は日本が、ドルはアメリカといったようにその通貨の価値を保ち管理している国が存在します。

しかし仮想通貨には管理している企業も国もありません。そのため取引が制限されることはないのです。

一時期仮想通貨を使用した闇金の送金などが問題となりましたが、仮想通貨はブロックチェーンというシステムで管理されており、今回の金融制裁などが起こった際でも対象外となるのです。

そのためロシアをSWIFTから排除する流れが決まった際、資産の守り先として仮想通貨が候補にあがったのです。

そして2月28日、仮想通貨の取引量は大幅に増加。主にルーブルでビットコインを買う動きがとても大きくなりました。既に取引金額は15億ルーブルを超えており、仮想通貨へ変換する動きは後を経ちません。

今後の仮想通貨について

仮想通貨・ビットコインについて、2月にアメリカが仮想通貨に対して、規制の大統領令が発表される見通しのニュースが出ていました。

また仮想通貨にはまだ通貨としての安定性が大きく欠けており、あくまで投資としての側面が高くリスクが高いものとして、評価が固まってきていました。

そのため仮想通貨の価値は落ちてきており、アメリカの利上げも伴って更に上がりづらい状況が続いていました。

しかし今回ロシアの制裁をきっかけに、ロシアで仮想通貨への資産変換が増加。この需要の増加に伴い価格も上昇している状況です。

今後この制裁が継続している期間は価格が上がり続ける可能性もあり、ロシアはこの後通貨を持たず仮想通貨での取引が主流となる可能性すらあります。

ロシアのプーチン大統領は以前より仮想通貨に可能性を感じており、今回の制裁も見越して資産の一部をあらかじめ仮想通貨に変換していたというニュースもあります。

大国であるロシアがこの仮想通貨を主に使うことになれば、改めて仮想通貨が世界中から注目を浴びることになるでしょう。

そして現在のリスク資産という立ち位置から、日常で使える通貨としての役割が大きくなった際は更に価格が上昇。これまでの流れが大きく変わります。

今回の騒動をきっかけに、気になる仮想通貨をチェックするのもいいかもしれません。

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