1週間の日経平均株価推移 まとめ

4月11日〜4月15日 1週間の日経平均株価推移まとめ

こんにちは!関戸 凛です。

4月11日〜4月15日までの日経平均株価についてまとめます。

4月11日の週の日経平均株価は1週間を通して、株価が上下する展開となりました。

週半ばでは株価が下落していきましたが、週の後半には株価が回復。27,000円台を突破し投資家の安心感を誘いました。

では1週間の数字を見ていきましょう。

《一週間の着地》
4月11日(月)始値は26,877円
4月15日(金)終値は27,093円

《一週間の高値・安値》
最高値:4月14日(木)27,200円
最安値:4月21日(火)26,304円

日経平均株価

引用:日経平均プロファイル

週の始値は26,000円台でしたが、後半にかけて27,000円台に突入。

最後は安定して27,000円台で着地しました。

では1日ごとの主な出来事について見ていきましょう。

4月12日(火)前日比−486円

4月12日、株価は大幅に下落し3月16日以来の安値となりました。

一時500円以上下落するなど、下降傾向にありました。

下降した要因は、アメリカの金利上昇やコロナウイルスによる中国経済の不透明感が影響しています。

この日の夜、アメリカ消費者物価指数が発表となるためその結果を見極める動きから売りが発生しました。

また日本では消費者物価指数が発表。

その結果が芳しくなく、国内企業の不安を煽るような形となりました。

新興企業が多い、東証マザーズでも株価は下落。

特に成長が期待できる株の売りが多くなり、この日は回復しませんでした。

4月13日(水)前日比+508円

4月13日は3日ぶりに株価が大幅に反発しました。

アメリカの消費者物価指数の結果が良好だった事から、株価が上昇しました。

アメリカの金利上昇に対し一服したことや、円安に傾いている事から買いが入りました。

またコロナウイルスの影響が懸念された中国についても行動規制が緩和。

前日が売られすぎたという思考から、買い戻しの動きが目立ちました。

買われた株は主に成長株であり、景気敏感株についても一部買いが入りました。

4月14日(木)前日比+328円

前日に引き続き株価は上昇。1週間ぶりに27,000円を超え、株価が回復しました。

インフレに対しての警戒感や経済の回復を期待する買いが広がりました。

また午後には円相場が125円台まで上昇。輸出関連株の買いが広がりました。

買いが入ったのはやはり成長株で、ハイテク関連の銘柄が人気でした。

また中国の金融緩和や景気刺激策への期待値も高く、日本の株価へ影響を与えました。

4月15日(金) 前日比−78円

4月15日は前日より株価を落としましたが、27,000円台を維持し着地しました。

アメリカの金利上昇に対する嫌気が出たのか、マイナスとなりました。

しかし円相場は20年ぶりの安値をつけるなど、輸出関連株の買いは引き続き見られました。

輸出関連株は、トヨタ自動車やホンダなどの上昇が見られ日経平均株価の下落を防いでいました。

まとめ

4月11日の週は株価の下落・上昇が目立ちました。

現在日経平均株価に影響を与えているのは、アメリカの金利上昇や中国経済の先行きです。

この両国の金融緩和や金融引締が日本株価にプラスやマイナスの影響を与えています。

国内ではコロナウイルスが比較的落ち着いている点や大きな動きがないことから日本国内の要因は少なくなっている状況です。

ロシアとウクライナの影響が少なくなっている事から、株価の振れ幅は小さくなっています。

5月にはゴールデンウィークがあるので、リスク回避から徐々に売りが発生すると考えられます。

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