Contents
こんにちは!関戸 凛です。
現在ウクライナとロシアの対立から、株価が乱高下しています。日経平均株価は落ち続けている状況であり、今後も緊迫した状態が続くと考えられます。
世界がロシアをSWIFTから排除すると言った金融制裁や、バイデン大統領がロシアからの原油輸入を禁止するといった発表など日々様々なニュースや対応を各国々発信しています。この1つ1つの出来事が、日経平均株価に大きく影響を与えており株価を乱高下させている要因となっています。
発言やニュースが伝わった直後に株価が動くので、日々の出来事に注意しなければなりませんが日本の取引時間は、9時-15時までであり15時を過ぎれば翌日の9時まで取引できない状態となります。
しかしアメリカと日本では時差が14時間もあり、日本が夜の時にアメリカは昼なので日本の夜の時間に出来事が大きく動いたりします。
そこで今取引額が増加しているのが、夜間取引です。
通常の9時−15時ではなく、夜間に取引を行うことでより迅速に何か出来事が起こった際売買を行う動きが強くなっています。
しかし夜間取引を聞いたことはあるが、実際に出来るのかなどいまいちわかっていない方も多いと思います。
そこで今回は株の夜間取引について、ご説明したいと思います!
一般の投資家でも夜間取引は行える?
通常株の売買は証券取引所を経由して行われます。
私たちがいつも取引している9時-15時で開かれているのが、東証や大証の取引所です。
しかしお昼の時間帯以外でも取引したいというニーズはあったので、夜間に証券取引所の代わりとなる仲介システムが生まれました。そのシステム名は"PTS"です。
PTS・・・Proprietary Trading System(私設取引システム)
以前はしっかりとした証券取引所でしか売買が行えないという法律がありましたが、現在では緩和され証券取引所を介さなくても売買が可能となりました。
このPTSは各証券会社が独自で開いている取引所であり、9時−15時以外は各証券会社を経由して取引を行うこととなります。
そのため法人しか取引できないということはなく、私たち一般の投資家でも夜間での取引や時間外取引は可能です。
具体的にどの証券会社が時間外取引を行なっているの?
では具体的にどの証券会社が取引を行なっているのでしょうか?主に3つの証券会社があります。
松井証券
1つ目は松井証券です。松井証券は初心者の方におすすめの証券会社であり、アプリやサービスが充実しています。
松井証券の取引時間は取引時間が少し短いです。
松井証券取引時間:8時20分~15時30分 17時30分~23時59分
楽天証券
利用されている方も多いのではないでしょうか?楽天が展開するサービスの1つである楽天証券です。
楽天ポイントや楽天銀行などのサービスと連携も可能なので、楽天を利用している方におすすめです。
楽天証券取引時間:8時20分~16時 17時~23時59分
SBI証券
最後3つ目は、SBI証券です。夜間取引手数料が無料であるのはこのSBI証券だけとなります。また時間外取引の開始時間が16時30分からと他の証券会社と比べると早い点もメリットです。
SBI証券取引時間:8時20分~16時 16時30分~23時59分
時間外取引のメリット・デメリット
時間外で取引出来るということで、通常の9時-15時で取引しなくてもいいのでは?と感じる方もいると思います。
そこで時間外取引のメリットとデメリットを見ていきましょう。
時間外取引のメリット
時間外取引のメリットはもちろん、9時-15時以外でも株の売買が行える点です。冒頭でも書きました現在のような緊迫した状態である今では翌日まで待ってしまうと相場が大きく変わってしまう可能性が高いです。
そのため15時以降に迅速に取引を行うことにより、翌9時に大損をしているという状況を防ぐことができます。
また平日の昼間は仕事をしている人も多いかと思います。じっくり株の相場と向き合う時間がないという方は時間外取引がとても有効になります。
時間外取引のデメリット
では時間外取引のデメリットは何なのでしょうか?
時間外取引のデメリットは、9時-15時の取引額と比べ取引金額が少ないという点です。株の売買では売りたい人と買いたい人とのマッチングが行われています。取引する人の数が多ければ多いほどマッチングの確率が上がり、相場の動きも活発になります。しかし時間外取引では取引する人数は昼間よりも少なくなるため取引が成立しにくいというデメリットがあります。
また全銘柄に対応しているというわけではなく、地方取引所でしか取引されていない銘柄や外国の銘柄は取り扱っていない可能性もあります。
おすすめの証券会社は?
時間外取引について解説してきましたが、今この時間外取引が熱を帯びています。
先ほど時間外取引は取引人数が少ないため、売買が成立しにくいとお話ししました。しかし現在対ロシアに対して世界各国様々な対応を行っており1日で状況が大きく変わってきています。
そのため15時に取引が終わった後、大きな出来事があり株価が急落。翌9時には時既に遅しということも考えられます。そのため時間外取引を使用して取引を行う人も多くなり、15時以降も通常のような取引をすることが可能になってきています。
また夜間に損する可能性もありますが、逆に迅速に売りを行うことで得をする可能性も大きくあります。
普段昼間仕事をしていて迅速な株取引が行えていない方は、是非この機会に夜間取引をおすすめします。
そんな方におすすめの証券会社は、松井証券です。
松井証券は分かりやすいアプリや手厚いサービスがあるので、初心者の方にお勧めの証券会社です。
通常の取引と夜間取引でも50万円まで株式手数料が0円のため、小額から始めたい方にはピッタリです。
少し夜間取引を行いたい人や、小額から投資をして出来るだけリスクを減らしたいという人は是非使ってみてください!
まとめ
現在夜間に行う時間外取引に注目が集まっています。通常の9時-15時の時間帯だけでは追いつかず、15時以降相場が大きく動いて翌9時には前日の終値と全然違う価格に! なんてことも起こってしまう状況です。
時間外取引は通常の証券取引所を介さず、代わりに証券会社hが開いている取引所を使用し、株の売買を行うことです。
時間外取引を行なっている証券会社の口座を持っていれば、どなたでも時間外取引を行うことができ株の売買が出来ます。
いつも昼間は仕事で忙しくてチャートを見れない方や、今株価が大きく下がっているので新規で買い入れのチャンスだと感じている方は、是非時間外取引を経験してみてはいかがでしょうか?