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トラックを売りたいんだけど、売るタイミングが分からない・・・
運送業を行っていたり自営業でトラックを所有している際、気になるのはトラックの寿命ですよね。
「このトラックに20年以上乗っている」「荷主の求めるトラックサイズに当てはまらない」「事故で調子が悪くなった」
などなど、トラックを売ろうと考えるタイミングは様々です。
トラックの寿命は非常に長く、私の会社でも中型トラックで20年近く使用している車両があります。
トラックの寿命は、走行距離を目安にする場合が多いです。
自動車の寿命目安
- 小型自動車:約20万km
- 中型自動車:約50万km
- 大型自動車:約70万km
ではトラックを売る判断をした場合、どれくらいの年数がベストなのでしょうか。
トラックを売るタイミングは、8~9年目がベスト
トラックを売るタイミングをコントロールするのは、なかなか難しいかもしれません。
しかし高く売りやすい時期は存在します。
先ほども述べましたが、トラックは走行距離で寿命の判断をするケースが多いです。
この走行距離から、売る際は8~9年目がベストだと考えられます。
理由① 10年目を節目に考える場合が多い
先ほど述べました走行距離についてですが、走行距離を基に年数を計算した際、10年目を節目と考える場合も多いです。
自家用車では休日しか乗らない人と、平日に通勤で使用する人とでは走行距離に差が出てきます。
しかしトラックは代替車でない限り、平日はほぼ毎日使用するケースが多いです。
トラックの寿命を迎える走行距離は、車種にもよりますが約50万~70万kmです。
年100日の休暇と考え、300km走行したとすると、70万kmに達するのは約9年です。
このことから、大体の目安として"10年"を用いて査定されます。
これ以上走行距離が延びてしまうと、エンジンの劣化スピードが速くなり評価額が低くなってしまいます。
もちろんトラックは長いものだと20年以上使えます。
しかしいい値段で売りたいと考えている際は10年より少し早い8~9年目を意識するのがおススメです。
理由② 高値で売ることで、次のトラックを買う資金を手に入れられる
トラックを8~9年目で売った方がいい理由は、高値で売りやすいだけでなくその資金を次のトラックを購入する費用にすることが出来るからです。
運送業をやっている際、10年も経つと仕事内容が変わったり荷主が変わったりするケースが非常に多かと思います。
「これまで4トン車で仕事をしていたが、最近では小回りの利く2トン車を使用することが多い」
「大型の仕事が多くなり、トラックの台数を増やしたいと考えている」などなど。
その時々の仕事に応じて、使用するトラックを使い分けしなければなりません。
持っていないトラックを使用したい場合は、リース車を使用するか新車を買うか中古車を買うか、いずれにせよ資金を調達する必要があります。
そこで約10年サイクルで車を売却、購入することが出来ればその時々の仕事合ったトラックを手に入れることが出来ます。
トラックは全然寿命ではないけど、このトラックの大きさは使用しにくい。
など思った場合は、思い切って高値が付きやすい時期に売って新しい車を購入する方がいいのです。
この売買のサイクルを早めるためにも、トラックを8~9年目で売るという判断は適切なのです。
古くなったトラックは売れるの?
トラックを出来る限り高く売る際は、8年目~9年目がおススメでした。
では10年以上乗っているトラックや、20年近く乗っているトラックは売れるのでしょうか。
逆に売るのにお金がかかったりしないか心配ですよね。
実際に私の会社で売った金額を見てみましょう。
<自社トラック売却実績>
20年使用トラック・・・31万円
18年使用トラック・・・35万円
このように、20年経ったトラックでも売ることは出来ます。
もちろん走行距離が長ければ長いほど、トラックの価値は低くなる可能性は高くなります。
しかし古くなったトラックでも、しっかり売ることは出来るのです。
古くなったトラックで確認すべき項目
では古くなったトラックで、高く売れるかどうか確認すべき項目を見てみましょう。
①走行距離
やはり1番気にするのは、走行距離です。
走行距離が長くてもしっかり整備することで、劣化のスピードが遅いトラックもあります。
しかし走行距離が多いほど劣化が激しくなりやすく、また事故の確率も高くなります。
逆に10年以上使用していても、走行距離がそれほど長くない場合は高く売れる可能性もあります。
トラックは普通の乗用車よりも丈夫に造られているため、経年による劣化より走行距離による劣化の方が大きいです。
まずはトラックの走行距離を確認してみましょう。
②書類
売る時に必要なのは、書類です。
いくつかの書類を提出する必要があるため、揃っているか確認しましょう。
委任状
買取をする店に、名義変更を任せる書類です。
謙譲証明書
車を譲渡することを証明する書類です。
自賠責保険証明書
自車が自賠責保険に加入していることを証明する書類です。
印鑑登録証明書
書類に押す印鑑の、登録証明書です。発行から3ヶ月有効です。
自動車検査証
車検証の書類です。
自動車税納税証明書
こちらは毎年5月に送られる、納税通知書に同封されています。
事業用自動車等連絡書(商用車の場合)
商用車(緑ナンバー)の場合は、別途届出が必要になります。
必ずこちらの届を出すようにしましょう。
事業用自動車等連絡書は、商用車の登録や変更をする際に必要になります。
事業計画変更届出書(商用車の場合)
こちらは、事業で使用するトラックの台数が増減する際に申請する必要があります。
③内装・外装
内装や外装ももちろん査定に関わってきます。
事故歴はないか。修理箇所はどこか。傷はついていないか。内装の劣化は激しくないか。など確認されます。
もし修理や取り替えが必要だと判断された場合、修理代分を査定額に反映させることとなります。
テールランプがしっかり点灯するか。安全装置はしっかり作動するかなどあらかじめ確認しておきましょう。
古くなったトラックでも売れる可能性は大
古くなったトラックを売る時は、"RANX"をオススメします。
ここは中古トラックを専門に取り扱っており、古いトラックでも買取を積極的に行ってくれます。
しかも高額買取を行なってくれるので、まずは査定だけでも受けてみることをおすすめします。
高額買取が出来るのには、3つの理由があります。
①海外へのパイプあり
日本の自動車は海外で評判が高く、中古車でも日本の2倍以上で売買される場合もあります。
海外では新車ではなく、日本の中古車を積極的に活用しているため、10年以上経ったトラックでも売ることが出来ます。
日本ではどうしても同じような相場で売買されがちですが、海外へ売ることによって高価買取を実現しています。
また海外で売ることが出来る理由は、"現地で直接交渉を行うスタッフを確保"しているからです。
メール等のやり取りだけでは、なかなかうまく取引が出来ません。
しかしアフリカに専門スタッフを配置することで高い販売価格で売ることが可能にしています。
②顧客満足度95%以上の実績
高値で買い取りが出来るのは、顧客満足度95%以上と全ての買取に対して、丁寧に対応してくれるからです。
お客さんを大切にする姿勢から、個人だけでなく法人からも信頼も厚く、売却を求めて依頼が殺到しています。
そのため販売先のお客さんからも仕入れがいいと好評であり、トラックの売買をスムーズに行うことが出来ています。
この業績の安定性から、高値での買取を実現しています。
③広告費を買い取り額に上乗せ
通常買取会社は、広告料を支払い自社をアピールします。
CMやネット広告、一括査定サイトで広告を掲載することで認知度を高めています。
もちろん広告料が発生するので、その分買い取り額を安くしなければなりません。
しかしランクスでは、このような広告を利用していません。
2004年から買い取り実績があるため、広告を利用しなくともお客さんがついているからです。
この広告代金を使用しない分のお金を、買取金額に上乗せできるので高額買取が実現できるのです。
まとめ
トラックは普通の乗用車よりも頑丈であるため、20年以上乗ることが出来ます。
しかし売り時は8〜9年目であり、売るタイミングは常に意識しておくのがベストです。
仮に10年以上乗っているトラックでも、売れる可能性は充分あります。
まずは査定だけでも受けてみるのがおススメです。