Contents
100年生きるためには、どれくらいお金がかかるの?
人生100年時代と呼ばれる最近。100歳まで生きるために、どれくらいのお金がかかるでしょうか。
金融庁が発表した資料によると、老後に必要な金融資金は「2,000万円」とのこと。
もちろん長生きすればするほど必要になる金額は大きくなり、この事実は多くの人々に不安を与えました。
厚生労働省のデータによると、2022年に日本人の平均年齢は男女ともに80歳を超えています。
20代の方が老後を迎える時には、医療の発展に伴い更に平均寿命が延びていることでしょう。
このような事実から、将来に漠然とした不安を抱いている方も少なくありません。
そこで重要なのは、"自分の人生でいつどれくらいお金が必要になるか" です。
将来のライフイベントを把握し、備えることで不安をなくすことが出来ます。
そのためには、ライフプランの設計が不可欠です。
ライフプランとは
ライフプランとはその名の通り、「人生の計画」です。
自分が100歳まで生きると仮定し、大きなイベントや老後に備えて計画的に資金を貯める必要があります。
ただ漠然と毎月余ったお金を貯金するだけでは、実際どの程度お金を貯蓄する必要があるのか分かりません。
いざという時に「お金が足りない」となってしまえば、借金をしたり生活が苦しくなってしまいます。
そうならないためにも、ライフプランを立てることは大きな意味があるのです。
ライフプランを考える重要性
ライフプランは、人生において大きな意味があります。
社会人として働き始めた後は、日々の生活+スポットのイベント の2つでお金がかかります。
大切なのは、スポットのイベントです。
スポットのイベントでまとまったお金が必要になります。
≪スポットのイベント例≫
・自動車の購入
・子供の出産
・結婚
・子供の入学
・父母の死
・マイホーム購入
イベントは個人によって大きく異なりますが、人生でまとまったお金が必要になるタイミングは必ず訪れます。
「また自分でも将来お金が必要になると考えつつ、どれくらい必要か曖昧。」
「自分が将来どのようなイベントが起こるか、把握できていない。」
このような状態では将来に対する不安だけが募り、「日々節約しなければ」という生き苦しい生活を強いられてしまいます。
このような状態に陥らないためにも、ライフプランを考えることはとても重要なのです。
人生の三大資金とは
「人生の三大資金」という言葉を、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
人生の中でまとまったお金が必要になる機会はたくさんあります。
その中でも特にお金が必要になるイベントのことを、「人生の三大資金」と呼びます。
【人生の三大資金】
・住宅資金・・・マイホーム
・教育資金・・・子供の幼稚園~大学までの養育費
・老後資金・・・定年後に必要なお金
その他に大きくお金がかかるものと言えば、「医療費」「介護費」「結婚資金」などが考えられますが、いわゆる三大資金は上記の3つです。
住宅資金はどれくらいかかるの?
住宅資金は、大きく3つに分類することが出来ます。
「土地付き注文住宅」「建売住宅」「マンション」の3つです。
どれがいいなどの優劣はありませんが、りそな銀行の調査によると住宅を購入する半分の人が新築の戸建てを購入しています。
では具体的に、どれくらいの費用がかかっているのでしょうか。
住宅費用は全国平均で3,500万円~4,500万円が相場と言えます。
もちろん首都圏では全国平均より高いですし、地方では安く購入することが出来ます。
とはいえ1,000万円単位の資金が必要になることは間違いなく、人生で一番大きな買い物だと言っても過言ではないでしょう。
ポイント
住宅資金では、3,500万円~4,500万円ほどの資金が必要
教育資金はどれくらいかかるの?
子供1人当たり、教育費はどれくらいかかるのでしょうか。
内閣府の調査によると、0歳~15歳(中学卒業)までにかかる費用は約1,900万円!
これは教育費だけでなく、養育(日々の生活にかかるお金)も足し合わせていますが、15年間で約1,900万円もの資金が必要になります。
では純粋な教育費(学校にかかる資金)を見てみましょう。
全て国公立に進学した場合と、全て私立に進学した場合とで大きく異なります。
国公立に進学した場合は約1,000万円。私立に進学した場合は約2,400万円必要になります。
やはり教育資金に関しても1,000万円単位の資金が必要になり、教育費にプラスして生活費も加算されます。
特に大学は国公立・私立ともに大きな費用がかかるので、奨学金などを利用し資金を用意する人も多いです。
ポイント
教育費は国公立か私立かで大きく異なるが、1,000万円~2,400万円の資金が必要になる
老後資金はどれくらいかかるの?
あなたは「老後2,000万円問題」を聞いたことがありますでしょうか。
2019年に金融庁が発表した金融審議会「市場ワーキング・グループ」によると、年金の収入だけでは賄えず30年間で約2,000万円別途必要だ というデータです。
毎月の必要な金額と、足りない金額の計算はこの通りです。
夫婦二人で老後しっかりとした生活を送る場合、毎月約26万円必要と金融庁の調査では出しています。
そして年金等の収入平均は約21万円。この不足分が老後2,000万円問題で取り上げられていた毎月5.5万円の不足分となるのです。
年金がない場合、老後30年過ごすのに約9,400万円必要になります。とてつもない金額ですね。。。
しかし日本には年金制度があるため、年金を納めていた人は年金をもらえる権利があります。
この年金分を差し引いたとしても、老後30年間生きる場合は貯金が2,000万円追加で必要となるのです。
しかしこの計算はあくまで平均で出されたものになります。
支出が少ない家庭や、ローンを返し終わり住宅を所有している家庭は更に少ない金額でも問題ないでしょう。
時代の変化や年金の受給額に変化が起こると、必要な老後資金も変わってくるため、定期的に計算する事をおすすめします。
ポイント
老後は年金とは別に、約2,000万円の貯蓄が必要になるというデータもある
20代で知っておきたいお金の話
ライフプランの設計は、何歳から始めても遅いことはありません。
将来を見据え今後どの程度お金が必要になるか、しっかり計算するのはとても大切なことです。
ただ可能であれば若いうちからライフプラン設計を行うことをオススメします。
その理由は、若い人ほど先が長く漠然とした将来への不安を抱えがちだからです!
22歳で社会人になった場合、100歳まで生きるとすると78年間自分の力で生きることになります。
78年間自分だけでなくパートナーや子供、働けなくなった後の老後の資金など必要なお金は非常に多いです。
だからこそ漠然とした"お金が必要"という意識ではなく、自分がいつまでにいくら資金を貯める必要があるのかを把握する必要があります。
20代から資金について把握し計画的に用意するで、自分のキャリアについてや結婚のタイミング、家を買うタイミングなどを的確に判断することが出来ます。
人生100年時代よ呼ばれる今だからこそ、20代や早いうちからライフプランについて考えることが重要なのです。
ライフプランの相談はFP(ファイナンシャルプランナー)がオススメ
このライフプランですが、1人で設計を行うことも出来ます。
先ほどの三大資金を基に、自分がいつまでにどの程度の資金を用意する必要があるのか計算してみるもの良いでしょう。
しかし長い人生ですので、個人個人で必要になるお金には大きな差が生じます。
また自分が重要視したいイベントに、大きくお金をかけたいと考えている方もいるでしょう。
そんな方にはファイナンシャルプランナーに相談し、客観的にプロの目線からライフプラン設計を行うことをオススメします。
FP(ファイナンシャルプランナー)とは
FP(ファイナンシャルプランナー)とは、人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導けるようサポートする専門家です。
ファインシャルプランナーという資格があり、あなたのライフプランに必要な情報を提供してくれます。
ライフプランだけでなく、日々の家計についてや資産運用、相続についてまで幅広いアドバイスが出来ますよ。
FP(ファイナンシャルプランナー)の見つけ方
ではファイナンシャルプランナーはどのように見つければいいのでしょうか。
ファイナンシャルプランナーを見つける際は、FPナビをオススメします。
FPナビでは多くのファイナンシャルプランナーが登録し、ライフプランをはじめ様々な内容を無料で相談できます。
自分の年齢に合わせて、今後について考えることが出来るのです。
FPナビおすすめポイント① 相談料無料
FPナビでは相談料が無料です。1回目だけでなく、2回目3回目の相談も無料なので気軽に予約することが出来ます。
また相談する人は、自分で選ぶことが出来ます。
▼FPナビに所属しているファイナンシャルプランナー
自分の住んでいる地域や、自分の好きな人を選ぶことが出来る点も魅力の1つです。
FPナビおすすめポイント② 保険契約しなくてもOK
このFPナビでは相談料が無料の代わりに、保険を契約した際保険会社から報酬が入る仕組みとなっています。
そうすると保険会社と同じで保険に加入しなければいけないのかな? という不安が出てきますよね。
でもこのFPナビなら心配ありません!
保険の契約について見直すことが目的ではなく、ライフプランを立てることが目的です。
そのため無理やり保険を入らされたり、永遠に保険の説明をされることがありません!
ライフプランを設計していく中で、「老後の資金が足りない」「将来かかる子供の学費を少しずつ貯めたい」などの希望があった際に、保険などの説明を行います。
実際に私も受けてみましたが、無理やり保険を買わされることはありませんでした。
今後生きていく中で保険が必要になるタイミングや、他の人が入っている安い保険を教えてくれ、必要になったときに入るという決断で問題ありませんでした。
FPナビではライフプランの相談がメインとなるため、保険会社や金融機関の説明を受けるよりも気楽に相談できました!
FPナビ相談予約まで2ステップ
FPナビで相談予約するには、2ステップ(約3分)で行うことが出来ます。
STEP① URLをクリック
▼まずはこちらのURLをクリックし、FPナビのサイトへ移ります。
▼次に"無料相談を申し込む"をクリックします。
STEP② 基本情報を入力
▼最後に基本情報や相談の希望日時を書いて終了!
これで予約完了!あとは連絡が来るのをお待ちください!
だいたい当日か翌日には連絡が届きますよ!
まとめ
人生100年時代と呼ばれる中、私たちは長生きしなくてはなりません。
将来何十年も生きなければいけないと思うと、不安になりますよね。
ですが曖昧にせず、自分だけのライフプランをたてるだけで、不安が解消されます。
私も将来に不安を抱える1人ですが、自分の人生と向き合うことで心が軽くなりました。
あなたも是非試してみてください!