2022年出版 岡崎 かつひろさん著の「お金に困らない人が学んでいる事」のレビューです!
題名 :お金に困らない人が学んでいること
副題 :「インプット」で人生を思い通りにする31の考え方
著者 :岡崎 かつひろ
出版社:すばる舎出版
出版日:2022年3月
ページ:208ページ
1.1分で分かる本の内容について
著者の岡崎さんが自身の体験や周りの人の成功体験をもとに、事業で成功している人やある道のプロがどのような考え方をしているか教えてくれる本です。
全部で31の考え方があり、それぞれどのような体験からその考え方が産み出されたか記されています。
具体的には、『学ぶこと』を続けているのがお金に困らない人が行っている習慣でした。
《この本の格言》
・3流は、知ったかぶりをする
・2流は、知って満足する
・1流は、もっと知りたいと、学びに貪欲である
変化の速いこの世界の中で、結果を出し続けることは難しく並大抵のことでは出来ません。
それでもなお結果を出すためには、学びが重要であり、学んだあとは行動にすぐ移すことが大切です。
「学ぶ」ためにインプットし、「学びを定着」させるためにアウトプットする。
この本では今後力強く自分で生きていくための、考え方や思考法を学ぶことが出来ます。
2.本を読む所要時間目安
本を読む目安時間
読むスピードが早い人:1時間〜2時間
読むスピードが標準な人:2時間〜3時間
読むスピードがゆっくりな人:3時間〜4時間
3.こんな方にオススメの1冊
《こんな方にオススメ》
・成功者がどのような考え方をしているか知りたい方
・今日から目の前のことに対し、意識高く行動したい方
・前向きな思考の方法を身に着けたい方
この本では著者自身の体験と、著者に関わる成功者の体験が記載されています。
個人的には"自己啓発本"に近いと感じました。
これからの時代、どのような人材が生き残るのか。そしてどのようにに考えることで、事業や人生を成功に導けるのか。
そのような考え方をしっかり学べる1冊です。
この本は自己啓発本なので、"やる気を出したい方"や"ポジティブになりたい方"におススメです。
「成長」や「勉強」するための思考を知ることが出来ます。
4.この本を通して学べる事
この本では様々な視点から、自分の「成長」や「学ぶこと」についてアプローチしています。
私がこれ使えるなと思ったものを紹介しています。
①朝の時間で、その日の8割の学びを終えてしまうのがベスト
朝目覚めてから3時間は、脳のゴールデンタイムであり学びに最も適している。
出典:お金に困らない人が学んでいること
人間の脳は朝目覚めてから3時間が最も冴えており、学習に適している時間のようです。
成功者の方も朝の時間を有効活用している場合が多く、朝に学習や重要なことを行ってしまうのが良いです。
また朝の時間は限られていることが多い為、時間を決め集中して取り組める点もメリットの1つです。
「会社に行くまで」「子供を保育園に送り届けるまで」「学校に行くまで」「アポイントまで」
人間は与えられた時間をすべて使い物事を終えようとするため、短い時間ほど学習効果が高くなります。
もちろん夜型の方や、仕事柄昼に起きるという方もいると思います。
しかし"朝"ではなく”起床”から3時間なので、是非取り組んでみてほしいです。
実際私は午後や夜は頭の働きが悪くなっているなと、実感することが多いです。
この執筆についても、朝や午前の時間に取り組むようにしています!
感覚ですが午後に書くよりも、午前に書いた方が考えがまとまりやすくスムーズに書けるんですよね。
それはこの朝の3時間ゴールデンタイムに、もしかしたら影響を受けているのかもしれません!(笑)
②「耳学問」
音声専用のサービスを利用することで、他の事と並行しながら勉強ができる。
忙しい人は勉強するための時間を確保することが難しい為、耳で学習するのがオススメ
出典:お金に困らない人が学んでいること
この耳学問というのも、最近自分が実践していたことと重なっていました。
自分は職業柄自動車での移動も多い為、その自動車に乗っている時間を工夫できないか考えていました。
そこで時間を有効活用するために、"耳"で書籍を読み始めたのです!
自分は"Audible"というamazonが提供している本を読んでくれるツールを使用しています。
この本の中では"Audiobook"や"Voicy"を紹介していました。
あなたも家事をしている時間や車を運転している時間、散歩している時間を有効活用したいと感じたことはないでしょうか。
また仕事や家族サービスが忙しく、とても勉強している時間がないという方も多いのではないでしょうか。
例えば散歩中は歩くことで脳の血流量が増え、学習効果が高まると言われているようです。
座って学習するよりも、何かをしながら勉強した方がかえって効率が良かったりします。
忙しくて勉強の時間が取れない人は是非、この「耳学問」を試してください!
③体験を伴った学びが、もっとも効率がいい
自分で経験したことや学んだことは忘れにくく、自分の糧になる
②の「耳学問」の先の話になりますが、一番の学習方法は自分が実際に体験することです。
他人の恐怖体験や衝撃体験、失敗した話などを聞くことで知ることが出来ます。
もちろん本や動画で勉強したことも、知識として身に着けることが出来ます。
しかし本で読んだことは、時間が経つと覚えていなかったりしますよね。
また映画などでも、数年経つと内容や結末を忘れてしまっていることも多々あるのではないでしょうか。
それに引き換え自分の体験はどうでしょうか。
失恋した思い出や仕事で失敗して大目玉を食らった時などは、何年経ってもしっかり覚えています。
他人の成功体験や教訓を学ぶことも大切ですが、何より自分で体験して得た知識こそ一番重要だとこの本は説いています。
頭でっかちにならないよう、吸収した知識はどんどん自分の生活に活かしていきましょう!
5.関戸 凛(管理人)の個人的感想
個人的にこの本の内容は、自分の考えている内容ととても似ていたので読みやすかったです!
「学ぶために、学びを形にするためにどうするべきなのか」
この内容を言語化して伝えているので、理解しやすいなと感じました。
またこの「学ぶ」ことについては、自己啓発の面も強くやる気にさせてくれるエネルギーもあるなと感じました。
学んだ先にあるものは、具体的に何とは言えず学ぶ内容や個人の感じ方によって大きく異なります。
だからこそ本から読み取れる学んだ先のビジョンは明確ではありませんが、「学ぶ」ことに対して積極的な気持ちになれる本でした。
成功者の実際の体験や著者のようになりたいと感じることで、「自分も頑張って勉強や知識を身に着けよう」と思うことが出来ますよ。
6.まとめ
成功者や著者がどのような体験、考え方が知れる『お金に困らない人が学んでいること』。
ページ数は控えめで、1つ1つの教訓について細かく区切ってあるので隙間時間に少しずつ読み進めることが出来ます。
興味がある方は是非読んでみてください!