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今人生が楽しくなかったり、将来に対して不安。過去に大きなトラウマがある。。。
人生がつまらない。人生を変えたいと思っている人は多いのではないでしょうか。
それは現在だけでなく、未来、過去についてもどうにかしたいと思っているではないでしょうか。
人生を変えたい方、自分を変えたい方、何か行動をしたい方はまずライフプランを作成しましょう!
ライフプランはお金のことだけではなく、希望を持った働き方や今後の生き方に大きな影響を与えます。
今回はライフプランの作成方法について、徹底解説します!!
STEP① 人生の目的を決める
まずは一番初めに行うことは、"人生の目的を見つける" です!
このライフプランですが、短期・中期・長期で分けて考えるのがベストです。
- 長期・・・自分が人生をかけて成し遂げたい理想
- 中期・・・5年以上かけて達成したい目標
- 短期・・・3年で達成したい目標
理想は長期の目標を立てて、それを達成・実現するための中期・短期目標を作成することです。
しかしいきなり人生の目標を作れと言われても、考えられない人も多いでしょう。
自分自身と対話し、自分が本当にしたいことを探してほしいですが、見つからない場合は短期目標だけでも大丈夫です。
ライフプランを作成するために1番大切な事は、「自分の本当にしたいこと」「理想とする未来の自分」を明確にすること。
例えば料理を作る際、何を作るか決めてから食材を調理しますよね。
何を作るか分からず食材を選び、具材を切り、炒め、調味料を振りかけても美味しい料理は出来上がりません。
人生でもこの料理と同じことが言えます。
まず何を作るかのゴールを決めるからこそ、自分がどう動くか明確に考えることが出来ます。
人生という長い期間の中で理想の未来の自分、ゴールを決めましょう!
人生をかけて叶えたい理想の未来がすぐ決まらない場合は、決めやすい短期目標を決めてみましょう。
例えば状況を考えてください。
《問い》
もしあなたが医者に余命3年ですと告げられた時、残りの3年間をどのように過ごしますか
仮にあと3年しか生きられないとしたら、あなたは何を考えますか。
仮にあと3年しか生きられないとしたら、あなたは何を考えますか。
もし3年しか生きられないとしたら、自分が本当にやりたいことや後悔を残さないために全力を尽くしますよね。
残りの人生で、自分が本当にやりたいことを考えるはずです。
- 「家族と最後まで一緒に暮らしたい」
- 「自伝を記した本を出版したい」
- 「どうしても行ってみたかったミュージカルの本場、ブロードウェイに行きたい」
- 「好きだった音楽関係の仕事をしてみたい」
- 「山の中で静かに過ごしたい」
あなたがやりたいこと、大切にしている事が浮かび上がってくるはずです。
まずはそれを目標に設定し、3年間過ごしてみましょう!
3年間のうちに必ずこの目標を達成する、やってみせると考えると少しワクワクしませんか?
未来が輝き、明日が待ちどうしくなりませんか?
これがライフプランの始まりであり、あなたの人生のゴールであり理想の未来の自分です。
まずは自分の心に手を当て、理想の未来を考えてみましょう。
STEP②人生の5大要素を考える
STEP①であなただけの目標が決まったと思います。
次にその目標や理想を、より具体的にイメージしてみましょう。
ゴールが曖昧では進むべき方向も曖昧になり、途中で迷ってしまいます。
まずはあなたのゴールを具体的にしてみましょう!
人生には大きく5つの要素が含まれています。
- お金
- 健康
- 人間関係
- 仕事
- 環境
この5つはあなたが将来不安になる要因であり、あなたが満たされているかどうかの指標にもなります。
どれかが著しく欠けていると満たされず、理想の未来に近づくことが出来ません。
だからこそあなたの理想の姿を、この5つの要素から考えてみましょう。
《理想》3年後には彼女と結婚し、幸せな家庭を作りたい
- お金・・・結婚資金(200万円の貯金)・2人分の生活を賄えるほどの収入(現在の年収プラス50万円)を得る
- 健康・・・健康診断を年に1回必ず行い、歯医者・眼科・耳鼻科には半年に1回通う
- 人間関係・・・家族には年に2回は必ず会う。月に2回は友達と予定を合わせ、気分転換のため出かける
- 仕事・・・上司の同行がなくても、自分1人で営業を行えるようにする。そのために専門知識を身につけることが不可欠
- 環境・・・パートナーと住める2人用の部屋を借りる。家族連れが多く住んでいて、緑が多く騒音が少ない静かなところに住む
これはまだ簡易的ではありますが、このように細かく5つの要素に分けて考える必要があります。
その5つの要素の中でも、自分の理想や目標に近い要素はより詳細にイメージしましょう。
5つの要素を考えるうえで重要なのは、5つの要素がバランスよく整わなければなりません。
例えば人間関係に重きを置き、交際費にお金を過剰に使ってしまうと、生活を圧迫してしまう可能性があります。
仕事に重きを置き昼夜問わず働いた場合は、健康を損ね結局は仕事が出来ず、収入も少なくなってしまう可能性もあります。
5つの要素のバランスを意識し、特に自分が大切にしている要素を重要視したイメージを作りましょう。
バランスよくした中で、特に自分が大切にしている要素を重要視したイメージを作りましょう。
STEP③ 今の自分に足りないものを考える
自分の目標や将来の理想の姿が定まったら、次は自分の立ち位置を確認します。
3年後のなりたい自分を想像した場合、3年後の自分と今の自分で違う部分は何でしょうか。
これも先ほどの「お金」「健康」「人間関係」「仕事」「環境」の5大要素と照らし合わせてみましょう。
今の自分で足りている要素と、足りていない要素が見えてくるはずです。
例えば27歳男性の場合、「健康」「人間関係」「環境」は理想の自分とそうかけ離れていないかもしれません。
残りの「お金」「仕事」が理想と差がある場合は、この2要素について深く考えるようにしましょう。
大切なのは自分が決めた目標と今の自分の立ち位置をしっかり把握することです。
せっかく理想の自分というゴールを見つけたのに、現在地が分からなければどの方向に進めばいいか分かりません。
ゴールを見つけた次のSTEPは、現在地を見つけることです。
自分の立ち位置を改めて考えてみると、理想の自分と違いすぎて嫌になることも多々あります。
少し背伸びした自分を、今の自分だと考えたくなることもあります。
しかしここで背伸びをしてはいけません。
正確に自分の現在地を把握することで、理想の自分に向って進むうえでより明確な道が見えるようになります。
今の自分と理想の自分がかけ離れすぎていても大丈夫です。
今の自分になんのスキルも経験もない、と感じても大丈夫です。
理想の自分と現在の自分にギャップがあるからこそ、その目標が自分の"理想"になるのです。
あなたは理想の自分になるためのライフプランを考えることで、確実に理想の自分に近づけるようになります。
目標を設定しただけでも、着実に前に進んでいます。
安心して今の自分の立ち位置を、把握しましょう。
STEP④ 達成までの具体的な道筋を決める
STEP④ではついに、目標達成までの具体的な道筋を立てます。
ここで初めてライフプランを考えるうえで必要な、お金のことや保険のことが出てきます。
目標によっては税金や投資についても、考える必要があるかもしれません。
しかしこれはあくまで目標を達成するための手段として使うものです。
「自分はお金には余裕がある。自分の目標は保険などとは関係ない。」
といった場合は、無理に考える必要はありません!
STEP③で足りなかった要素を達成するために必要な、具体的な道筋を考えましょう。
この具体的な道筋を立てるためには、"時間軸"と"行動軸"の2つの軸で考えることをオススメします。
この2つの軸で考えることで、"いつまでに" "何をするか"が明確になり具体的な道筋を作成しやすいです。
時間軸
STEP①で目標は短期・中期・長期の3つのパターンで分けていました。
一番短いもので短期の3年ですが、どの期間でも具体的な道筋を決める時は「年単位」「月単位」「週単位」で考えましょう。
作成するときは大きいほうから作成します。つまり最初は「年単位」から。
3年の短期目標を立てている場合、途中の1年目・2年目それぞれの経過目標を立てます。
3年後の自分になるために、1年後・2年後に達成したい経過目標をを考えましょう。
「年単位」で考えたら次は「月単位」です。
1年単位の目標を月ごと12等分し、1か月単位の目標を作成しましょう。
「月単位」を考えたら最後は「週単位」です。
「週単位」の目標は全体のライフプランを考えるタイミングで、作成をしなくても大丈夫です。
ライフプランを実行する際の月初めに、この「週単位」の目標を都度作成しましょう。
「週単位」の目標を毎月初めに設定する理由は、「月単位」までになると目標を必ずしも達成できない可能性もあるからです。
「仕事が忙しい週だった」「息子が急に熱を出してしまった」「身内に不幸があった」などなど
意図せず目標達成のための時間を、確保できない場合もあります。
月単位の目標の進捗は状況に応じてズレてくる可能性も出てくるので、臨機応変に対応する必要があります。
少し進捗が遅れたら次の月はこれまでより毎週目標達成の時間を多めにとるなど、細かい変化に対応しましょう。
この臨機応変の対応を行うため、「週単位」の目標は月初めに設定することをオススメします。
行動軸
時間軸ともう1つの軸を成すのが、行動軸です。
時間軸よりも行動軸の方が、イメージしやすいと思います。
この行動軸の目標は「より細かく」「より具体的に」が重要です。
例えば「司法試験に合格する」という1年の目標を立てたとします。
そしたら月単位の目標は、"勉強をする"だけではいけません。
この時に具体的な行動を設定するための方法として、「5W1H」を意識することをオススメします。
「5W1H」を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は行動設定に使ってみましょう。
《5W1H使用例》
- What(何を) 司法試験の勉強を
- Who(誰が) 私が
- When(いつまでに)1ヶ月以内に
- Why (なぜ) 司法試験の第一分野をマスターするために
- Where(どこで) 自分の家で
- How (どのように)購入した参考書の第一分野120ページまで理解し、模擬問題を3回解く
このように5W1Hを意識して行動設定を行うことが重要です。
特にWhy(なぜ)は自分が行動する理由になるので、面倒ですが明確にする事で原動力になります。
またHow(どのように)も定性的な数値化できない目標よりも、定量的な目に見える数値化できる目標を設定しましょう!
数値化できる目標を設定することにより、達成した際に自信になります。
また行動してきた事を目で振り返ることができるので、モチベーションにも繋がります。
行動軸の目標を設定する際は、是非意識してみてください。
STEP⑤ 今日から実践
さあ、ライフプランが出来上がったら遂に実践です!
目標に向かって、1歩1歩踏み締めていきましょう。
大切なのは、継続することです!!
途中目標から離れてしまったり、時間を割けない時でも諦めてはいけません。
自分の計画から遅れてしまうことは、よく起こりえることです。
それでも計画修正しながら、少しずつゴールに向かって進みましょう。
このライフプランの特徴は、年単位でゴール設定をしていることです。
長期的な目標なので、時間はたっぷりあります。
たからこそ、ちょっとやそっと計画からズレても遅れても問題ありません。
そしてゴールは自分と対話して産み出した、真に達成したい目標です。
自分の目標を達成した姿、理想の自分になった将来をイメージして今日の1日を大切にしましょう。
まとめ
ライフプランはお金や保険、税金のことを考えるだけではありません。
真のライフプランとは、自分の理想の将来の姿になるための道しるべです。
あなたが設定したライフプランを達成した時、必ずあなたが求めていた自分になっているはずです。
目をつぶって想像してみましょう。
ライフプランを達成し、理想の人生を歩んでいる姿を。
どうですか?わくわくしませんか?心が躍りませんか?
その気持ちを大切にして下さい。忙しさに目の前のことに必死になる事が多々あると思いますが、ゴールを思い出してください。
このライフプランを作成し始めた瞬間、あなたの人生は変わり始めることでしょう。